2008年05月03日

GWにやってきた大学時代の友達から聞いた地方の話

必ず春や秋にだれかが京都の観光目当てでやってくる。特に住所に京都がつくようになって多くなった。(京都市内に行くのにはのは、以前に住んでいた高槻ころと今の場所ではそう違いはないのですが、住所に京都がつくようになって思い出すひとが多くなって、そうだ、京都にいこう。そうだ、野上の家に泊めてもらおう。ってな感じだ。)まあ、昔の付き合いは少々ずうずうしく思うくらいでも普通なのです。それがいいところでした。

今回は岡崎市の市内のはずれにいる大学時代の友達が夫婦でやってきた。話はその土地、地域のことや子供の仕事の話もした。彼には成人した男の子供が二人いる、4人家族だ。郊外の住宅地なのでまわりに店もなく買い物には車で15分ほどかかるらしい。よって車の台数も4台、生活の足は車。その場所での生活の悩みが息子たちの仕事のことだ。学校を卒業後、世界のT自動車の子会社に勤めている。都会には憧れるが、地元(家)から通勤できる仕事を探すがなかなかなく選ぶほどなく、そこに決めたのがホンネのようだ。仕事がかなりきついらしい。週に3,4日ほども深夜勤務で、すでに数年、多分しばらくはこのまま勤務状況はかわりなさそうなので、体が心配だと言っていた。

T自動車の売り上げは天文的数値で凄いが、その内訳は国内でなく、海外だ。どうもドバイあたりの需要もすごいらしい。ドバイでの7割が日本車。とくに日本車のなかでもT自動車のシェアが圧倒的と聞く。多分深夜勤務が続く背景のひとつがここにありそうだ。さらに、ドバイからイメージするのがオイルマネーによる開発ラッシュ。もう大手ゼネコンは官公庁からドバイに目が向いている。大手ゼネコンの海外受注額は前年の1.5倍の1兆1000億円に上っている。オイルマネーの凄さを思い知るばかりだ。

もう、東京シフトの大手企業は海外市場に目をむけ、以前のように地域との関係や意識はかなり薄れていっているように感じています。地域をささえるのは人と地域の商売だけになりそうですね。地盤沈下する地方の市場よりも海外がおいしく思う大手企業の気持ちもわかりますが、おかげで友人の家からは買い物に車で15分も時間もかかるようになった。そして、車4台を保有する友達の家の家計は今回のガソリン税も含め高騰のため火の車だ。オイルマネーに踊るドバイで使われる車を徹夜でつくり、それでもガソリン高騰に泣かされるへんな因果だ。

いずれ、東京以外の地域は多かれ少なかれバランスは失う。世界のうねりに飲み込まれる。

でも、自分の価値観と地域の有り様さえ、翻弄されずにいれば、また、そこに生きる理由が楽しさでもあるような感じが友達との話の中にはありました。やっぱり地域、頑張らないと!!




Posted by 野上尚繁  at 00:25 │Comments(2)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://nogami.osakazine.net/t102355

この記事へのコメント
そうですね。

■自分の価値観と地域の有り様さえ、翻弄されずにいれば、また、そこに生きる理由が楽しさでもある…

東京シフト大企業の目が海外なら、大阪
シフトは、地域しかありませんね。


天邪鬼の自分(?)にはこのあたりの感覚が大好きなんですね。

                    ずか
Posted by ずか at 2008年05月06日 15:51
ずかさんへ

ぜひ、頑張ってください。
Posted by ジェイライン野上 at 2008年05月07日 10:58

< 2008年05>
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ

プロフィール
野上尚繁
野上尚繁
ジェイ・ライン株式会社        代表取締役
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 6人
インフォメーション
【オオサカジンからのお知らせ】
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ