ミドリの公衆電話機の前にたたずんでいました
娘と京阪橋本駅で待ち合わせをすることになった。普段は京阪樟葉駅を利用しているが、樟葉駅の一つ先駅で特急、急行が止まらない駅だ。京阪沿線のなかでもローカル風というか、郊外の小さな駅で駅近くに安いとめ放題の駐車場があり、そこを利用し京都に出ていたみたいだ。それで帰りの時間帯があいそうなので待ち合わせをするということになった。一瞬そのまま帰るか迷ったのですが、立ち寄りたいところもあり車があれば便利と思い、その誘いに乗ったのですが、娘は特急で爆睡してしまい橋本駅を通過し先の駅でおりて戻るという連絡があり、この駅で無駄に二十分ほど待つことになったのです。説明の通りの駅なのでないもないのです。待つ場所すらないところで小さな改札口にたたずんでいても仕方がないので、ぶらぶら歩くと目に飛び込んできた明かりがあり、なにかと思うと「ミドリの公衆電話機」です。赤とかピンクとかありますが、ミドリの公衆電話機はテレホンカード使える電話機てす。鞄のなかにもう10年近くも前に新幹線の中から電話をするときに買ったテレホンカードが残ったまま。せっかくテレホンカードを使える場所にいるが、電話をする理由がみつからない。そんなこんな時間をすごしていると娘からラインで電話がかかってきた。確かに時代がきわっていっている。貴重なこのテレホンカードは使わずにどこかに埋めてみようかと思いながら、寒空に20分ほどたたずんでいました。(笑)