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2011年04月21日

京阪神商工会議所の提言

京都、大阪、神戸の3会議所の代表が20日に兵庫県庁を訪れ関西広域連合の連合長を務める井戸敏三知事に東日本大震災からの復興に向けた関西の役割をまとめた緊急提言を手渡した。簡単にいうと関西が頑張って日本をささえないといけないと言う話だ。政府の活動不足を嘆いてもしかたがないし、だからこそ関西自体がそこを補填する動きが必要だと思う。

提言のなかに東京にあらゆる機能を集中させてきた国土構造に重大な欠陥があったとしている。もし、今東京に大きい地震があれば数百兆の損害となり、日本という国家の崩壊となるのは目に見えている。10年以上も前一極集中が課題となり三重県津市が遷都の先の候補になったような話は確かにいくつかあったが、いつのまにかその話は消え去り、その間逆にますます東京は肥大し、地方は衰退した。いずれにしろ短期的対応と長期的な国土構造の再構築が必要になる。とすればおのずと関西の役割は見えてくる。提言には4項目。①首都機能の双眼化②関西の危機管理体制の強化③風評被害への対応④関西から元気を発信とした要望。

世界からは日本全体が被災し汚染されているような認識はまさしく政府の情報発信力不足のなにものでもない、原発対応不足の指摘を恐れてか結果放置状況に近い、だったらこの提言にのっとり西日本の健全性や放射能の安全性を正確に伝えながら、全体の再認識をしてもらう機会をつくるのがいいと思う。そのメッセージは関西が出すべきだろうし、それが提言にある関西の役割つくりの一歩のように思える。京阪神商工会議所の提言だけでなく、関西全体、関西人がその認識、自覚が必要なときでもあるかもしれません。

Posted by 野上尚繁  at 23:47 │Comments(0)

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