
秋を代表する魚と言えば、サンマだと思う。「秋刀魚」は秋にとれる刀のような形をした魚ということで大正時代から広くこの漢字が使われるようになったみたいです。明治のとき、夏目漱石の「吾輩は猫である」の中ではサンマのことを三馬と書いてある。ならば、日本人がサンマを好み、大衆魚とされるようになったのは大正に入ってということなのでしょうか?さて、秋刀魚は塩焼きにかぎる。醤油をかけるか、すだちのしぼり汁をかけ、大根おろしを添えて食べるのが美味い。秋刀魚は広い範囲を回遊する。どこを泳ぎまわったのか教えてもらいたいものだ。秋刀魚の寿命は一、二年だ。この大きさは充分回遊したものだと思う。私の胃袋に入り、血液をサラサラにしてくれる働きの作用もあるらしく、今度は私の体の中を回遊してくれればいい。
Posted by 野上尚繁
at 07:54
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Comments(2)
うまい!
そうそう、あほんさんもたくさん回遊してもらうのが私と同じでいいはずだし!