2014年08月08日
京都観光のイスラム市場戦略PART2に参加しました


主催はサラーム・パートナーズさん。(京都府からPRの委託を受けられている会社です。)われわれは京都は世界でも有名な観光なのだと自負していますが、イスラム諸国での認知の低さには驚きました。東京は確かに有名ですね。まだまだ日本は観光のPRが不足しているのがわかる。オリンピックまでに2000万人の外国人観光客の来日はPRだけでなく、おもてなしの対応は必要なのですが、ムスリム観光客への対応の難しいのが食事です。特にそのあたりもふくめたセミナー、会合でした。ホテル、飲食業界の方の参加もあったり、今日はインドネシアの人が随分こられていてお知り合いになれたりで、楽しく勉強をさせてもらいました。ハラル対応の食事の注意点がわかれば、充分おもてなしもできるのが理解できる。そこで130年の伝統のある京料理の嵐山にあるとりよねさんがムスリム観光客向けハラル弁当をつくって会合の場所まで持ってこられた。私の写真の撮り方が悪いのですが、インドネシアの皆さんは日本食は盛り付けがていねいできれいだし、日本に滞在が長い方は和食になれている分、美味しいと言われていた。ただ味よりハラルにあわせて食事をつくってくれたことに皆さん感謝されていました。その言葉から日本ではほんとうに食事には苦労されているのが伝わりました。
PS,スマホの普及は東南アジアもイスラム諸国も早いですね、そして、ハラル対応の情報交換もあるようですし、ここにも情報コンテンツを求める声がありました。
京料理 とりよね
http://www.toriyone.com/index.html
とりよねさんのHPは多言語対応もされていますが、今日専務が来られていて、我々伝統のある老舗でもこれから先は柔軟な対応をしていかないと取り残されるし、日本人の人口も減る分、外国人むけ対応は積極的にやらないといけないと挨拶をされていました。
Posted by 野上尚繁
at 20:41
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