2010年10月03日
鯖街道
高校時代の友人のMくんはもう30数年の付き合いだ。高校のころはバイクが好きで、大学、社会人になってからは車が大好きなのです。今も愛車は古いタイプのBMWだ。彼もおっさんになってからはそこに歴史、食楽がかさなっている。
今週も彼が遊びにきて話をしていると京都の食の話になり鯖街道の話になった。じゃってことで鯖寿司を買いにいこうということになり鯖街道を目指した。鯖街道とはの昔若狭湾でとれた魚介類を徒歩で都である京都まで18里徹夜で歩き運んだ。今は自動車、バス、電車が福井、滋賀、京都のつながりの移動手段。大都市の交通機能と比較するとこのあたりは今でも手薄感があるが、それでも、その時代とは大違いだ。とてつもなくたいへんだったろう。この鯖街道はこのあたりの主な道路や鉄道と比べ山間にあり、京都の大原をぬけ、出町柳まで繋がっている。
食文化は今も昔をしのばせながら残っている、焼き鯖寿司を買い食べましたが、注文を聞いてつくるので待ち時間はありますが、スーパーにある大量生産化されている鯖寿司とはやはり違う。寿司めしと鯖がバランスがいい、もちろん鯖そのものも美味しいです。
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