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2010年10月25日

大学生の就職難の厳しさが拡大

最近新卒という定義を大学を卒業して3年までも新卒とする話をどこかで聞いたことがある?大学を卒業したものが就職浪人となり、無職者(職を失っているわけではないので失業者ではない)の数が積みあがっている。これに対して雇用促進の助成金などが当てられるのに対して、対象の定義が3年就職留年中のものを含めた新卒とするような動きがあるのではないか?3年となるとかなりの人が就職留年中ということになる。

最近東京都内で学生に向けた企業の合同説明会が行われたがその内容はとんでもない来場者の数だそうだ。もう通勤ラッシュなみで合同説明会そのものが減っている背景も影響しているが、新卒採用のニーズも減っている。さらに、そもそも外需依存の景気の持ち直しは国内の雇用拡大にはならない。国内の内需型の景気がないと正社員募集は即戦力、経験者となる傾向になり、いくら雇用助成金がでても卒業した大学生たちを包み込むしくみとはならない。政府の雇用拡大は重要な政策だが方法論がみえていこない。経済政策もどうもだんだん後つけにみえてくる。そして、外交も経験値と人脈が弱いのか、為替のやり取りでは日本は餌食にされているようで心配だ。

大学も名門や偏差値とした格式でなく、社会での貢献度の高い人材の育成を望まれもするし、要請もされているみたいだ。(文部省?厚生労働省?)と言われても急に変われない。それでもかわらないといけない大学もたいへんだ。同様に大学生たちもたいへんだ、ゆとり教育とされながら、時代変化を感じないと生きていけない、まさしくサバイバル時代だ!とこれも急に言われてもとしたところだろう。日本はまさしく流されていると思う。どういう風にか、わからないが、流れにそった対応にならないと人も国家もどんどんバランスを崩していく。

今年も確実に就職浪人は増える。でも、大学も地域も企業もそれぞれで打てる手は少ない。もう大きな効果を出せる方法は国家、政府レベルの策にたよらないといけないのだが、どうも今の民主党政権は流されているとしかいいようながない。
  


Posted by 野上尚繁  at 19:33Comments(0)

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